経験の質と量
「3歳までに脳の80%が作られる」ということを前提に「言語の習得」と「運動の質と量」「手指の巧緻性」などを高めることを中心に生活してきた。
3歳になる頃にはある程度の事(話す、歩く、手作業)が一通り出来るようになるので、いろいろな経験をさせたいと思っている。
特に、幼稚園が始まると平日にゆっくり時間が取れなくなるので、コンサート、公園遊び、動物園、図書館など、とにかく「経験」を重視している。
中学受験を前提とすると、小学生の中学年くらいからは「通塾&宿題」がまあまあ忙しくなってくる。
でも、勉強する(知識を増やすなど)上では、実体験がとても重要になってくる。紙面からの情報は少なく、実体験とからめて脳への習得をさせる方が効率が良い。
あとは、ゴールデンエイジになる前のプレゴールデンエイジの期間は「体で覚える」時期の黄金期である。知識は後からでも増やせるけど、体の感覚を鍛えられるのは幼児期なのである。
だから、「五感」フル稼働させる体験を重視している。幼児期の体験が成長してからの土台になるので、幼児期は浅く広くいろいろな経験をさせたい。
1度の経験では忘れることもあることは前提としても、後々「あ、これ知ってる」と思い出せるくらいでも価値がある。
大人になってから新しいことに挑戦するのはハードルが上がってくるもの。
小さいころに少しでも「経験」しておけば、「やってみようかな」と思える。
例えばコンサートに行った経験なら、「コンサート」ってこういうもの、ということが教養として得られる。興味の幅が広がれば、その後の知識習得にも人生経験にも役立つ。
時間に余裕がある幼児期だからこそ、経験の質と量を高めたいと思う。
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