『10年後の仕事図鑑』落合陽一×堀江貴文 を読んで気づいたこと
日本の公教育では世界に通じる優秀な人材(創造力のある人)は育たない。
ということで、この4名は違うアプローチで日本の教育に貢献しています。
ベビーパークの会長は、「トイズアカデミー」設立。
トイズアカデミーは国語と算数だけの塾で、高校生でアメリカのトップ10大学への入学を目指す。
トイズアカデミーは2歳半くらいからの英語教育を推進しており、顧問は『3ナイ主婦』を書いた喜田さん。
藤原和博先生は初の民間人校長として杉並区立和田中学校の校長や奈良県立一条高校の校長などを担い、公演活動を行っている。
和田中にいた頃に「よのなか科」を創設したり、学習塾と連携した有料の補習教室「夜スペ」を実施した。
また、藤原氏は自分の価値を高める為に、「100万人に1人の存在」になれと言う。希少な人物ほど価値が高まり、求められる人材になるのだ。
方法は3つの分野で100人に1人になること。
1つの分野で100万人に1人になるには相当な困難があり、ノーベル賞をもらえらる人の確率や、オリンピックで優勝するレベルに匹敵してしまう。
それよりも3つの分野に分けて、100×100×100にすれば、100万分の1を達成できる。
藤原氏でいえば、リクルートの社員としての実績と、民間人校長としての実績と、講演活動や執筆活動の実績で100万分の1が達成されたそう。
1つのことも10年くらい続けることで、100分の1はできる可能性が高いらしい。だから、自分の得意な分野や好きなことや長年やってきたことを掛け合わせればよいのだ。
堀江貴文氏は、ゼロ高等学院を開校し、主宰顧問となっている。
「座学を目的とせず行動を目的とする」学校である。
ホワイトカラーの職業がなくなっていく将来に向けて起業家をつくっていくことを狙いとしている。
落合陽一氏は、いろいろな肩書きがありながらも、筑波大学の准教授を務めている。
「デジタルネイチャー研究室」の主宰者である。予算が充てられないと研究できない大学のために、自分の会社と提携して研究を進めることにしている。32歳にして准教授というのも彼の才能を物語っている。
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