図書館の本の紹介④

図書館の絵本紹介④

『おとうさん あそぼう』わたなべ しげお
くまくんの絵本シリーズ。色鉛筆で優しいタッチのくまくんの絵が印象的。くまくんシリーズは背景がなく、くまくんだけに注目することができる。この本は、おとうさんと一緒にいろいろな体を使った遊びをするという内容。1歳くらいになったら真似っこできそう。

『おかあさんとあかちゃん』中谷千代子
いろいろな動物の親子が出てきて、赤ちゃんがどのようにおっぱいを飲むのか、絵と文で説明される。動物それぞれ、飲み方が微妙に違うという発見があった。何故かおっぱいを飲んでいる姿は、どんな動物でもかわいい。

『こぐまちゃんのどろあそび』わかやまけん
私の好きなこぐまちゃんシリーズ。こぐまちゃんが作った大量のどろだんごをしろくまちゃんが悪気なく踏み潰して、ケンカになるのが面白い。小さい子あるあるだと思う。お砂場で遊べるくらいになると面白そう。

『かさ さしてあげるね』はせがわせつこ
いろんな動物に雨粒が落ちてきて、当たる音がそれぞれ違ってかわいい。その動物に傘をさしてあげる男の子が出てくる。動物によってさしてあげる傘の大きさが違って面白い。

『コンニチハエホン』イノウエヨースケ
今回借りた中で1番面白い。文字は赤字の版画になっており、絵は絵の具のベタ塗り。愛嬌のある絵と、いろいろな物に「こんにちは」と挨拶していくところに味がある。しかも、挨拶すると、相手がお返事してくれるのがいい。

『ロージーのおさんぽ』パット=ハッチンス
鶏のロージーがお散歩する話。しかし、後ろから狐が狙って追いかけてきていることにロージーは気付いていない。文字で説明はされないが、絵を見ていくと、ロージーが意図せずに狐をうまく巻いてお散歩を続けるのがわかる。低年齢の子には、文以外の説明してあげると面白さがより伝わると思う。

『わたしのて』ジーン・ホルゼンターラー
手のアップだけが描かれており、いろいろな動きをしているのを説明していく絵本。絵を描いたり、ノリを塗ったり、つみきをしたり。最後は手をつなぐという感動の終わり方となっている。単純な手の動きだけでないのがこの本の良さ。

『ばったくん』五味太郎
バッタが家の中のいろんな所を跳ねていく。跳ねている音が場所によって異なる楽しさがある。ほとんどオノマトペだけど、読んでいても楽しいリズムである。少しおっちょこちょいなバッタくんがかわいい。

『ぺろぺろぺろ』長新太
動物が舌で植物などをなめるところから始まり、靴や船や山からも舌が出てきて、ぺろぺろぺろとなめる。舌が長くて本当に「ぺろぺろ」という表現がぴったり。リズム良く、楽しく読める絵本。

『わにわにのごちそう』小風 さち
版画で描かれているリアルな絵のわにが主人公。台所に入ってきて、エプロンをして、肉料理を作って食べるという奇想天外な発想の絵本。わにの絵が少し怖いけど、他の絵本には無い迫力がある!

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