図書館の絵本紹介③

図書館の絵本紹介③

『でてこい でてこい』はやし あきこ
1ページめはベタ塗りの形があって、次のページで色の中から切り取られた生き物が出てくるという流れ。カラフルではっきりした色遣いがステキで、どんな生き物が出てくるのか楽しみになる。切り絵のような感じ。

『だれかな?だれかな?』なかや みわ
これも、はじめのページに生き物の姿が一部見えるような形に描かれていて、次のページで姿をはっきり現すような流れの本。動物に合ったオノマトペが使われていて、読んであげやすい。

『おさんぽ おさんぽ』ひろのたかこ
長靴をはいた子どもの足元だけが描かれており、雨上がりの日にお散歩している。道の途中にカエルやかたつむり、水たまりなどが登場し、おさんぽを楽しむ。長靴がはけるような年齢になると、さらに楽しめる本なのでは。

『てん てん てん』わかやましずこ
色のコントラストがはっきりしている本。かなり幼い子向けな感じで、ゼロ歳がちょうどいい気がする。はじめのページが虫の特徴を表すオノマトペで、次のページでその虫を紹介する流れ。

『ここよ ここよ』かんざわとしこ
動物の親子が描かれていて、こどもがどこにいるのかを見つけるような本。動物の生態もわかっておもしろい。薮内さんの絵なので、動物の絵はリアルで美しく、毛並みなどもよく伝わってくる。

『るすばん』さとう わきこ
おかあさんと買い物に行けず、留守番することになった女の子。だけど、家におばけがいるかもしれないと思い、いろいろな対策をする。小さい子あるあるみたいな本で、昔を懐かしんでしまった。ユーモアのある絵がまた良い。

『ぽぱーぺ ぽぴぱっぷ』谷川俊太郎
私史上、最も読みにくかった本!!まず、初めて読む人が1文字たりとも間違えずに読めることはないのではないかと思う。ぱぴぷぺぽの音だけで構成されており、書かれている文字も絵と混じり合って、作品の一部のように構成されている。ロボットをイメージしているらしい。子どもの発音を促すには良いかも。

『やさい』平山和子
野菜の成っている様子と、大きく描かれた野菜が交互に出てくる。平山さんの本の中では比較的簡単な構成なので、幼い子向き。野菜の成る様子がよくわかるので、そういった面でも学習できる。

『ねこがいっぱい』グレース・スカール
いろんな種類のねこが次々に出てくる。はっきりとした色の使い方で、文字も端的で、流れがよい。なぜか、息子はとても嬉しそうに見ていた。あまりにも微笑んでいたので、買ってあげたい。

『いぬがいっぱい』グレース・スカール
これも同じで、犬が次々に出てくる。1番最後のページの「わんわん」で息子はかなりご機嫌になる。何故かこのシリーズはお気に入りらしい。犬の絵も愛嬌があって可愛らしい。こんなにご機嫌になった本はないかも。

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